ツバメが巣を作る家には幸運が来る

【類似】 ねずみがいる家には災難が来ない

私の祖父(山形県)が言うには、
「ツバメは田の害虫を食べてくれる益鳥だから、その巣を壊しちゃなんねえから」だそうです。

ところで、ツバメは何故人家に巣を作るか知っていますか?
人家など、人通りが多いところはカラスなどの天敵が襲ってこないからなのです。

「ツバメが・・・」を、私なりに解釈すると、
“ツバメが巣を作るような家は、来客が多いから栄えている”ってとこでしょうか。



ねずみがいる家には災難が来ない


昔話では、ねずみがいる家は貧乏だし、
なにより、ねずみは伝染病を媒介するからあまり良いイメージをもてません。

しかし、ねずみに限らず動物は第六感(?!)がとても優れていて、
地震や嵐などが近づくと、どこかへ逃げていってしまうそうです。
昔は、ねずみはとても身近な生き物だったようです。
そこで、ねずみの行動から天災を占ったのでしょう。

上の「ツバメが・・・」も、あるいは同様の趣旨なのかもしれません。

つまり、“ねずみやツバメがいる間は天災が無く、平和である”ということなんですね。


   
  家屋・植木編